知らなかった読点の役割とルール

誰でも書ける文章ですが、読点を意識して文章を書いたことのある人は、少ないのではないでしょうか。

 

そう思ったのは、これまで、私が、無意識に読点を打っていたからです。

 

読点と書いていますが、私は、この漢字にふり仮名がないと読めませんでした。ただ文章に書いてある「、」を「点」としか認識していなかったのです。

 

しかし、ブログを書くため、文章について勉強したことがきっかけで、読点は「とうてん」と読み、その役割とルールがあると知りました。

【読点の役割】

読点の役割は、文章を区切ることです。

1文中の語句を関係が深いもの、浅いものにグループ分けすると考えると分かりやすいです。

 

例:綺麗好きだが掃除をしすぎる人は、潔癖症を疑われる。

  

私は、文章を書くときに「〜ね」と話口調にできるところで読点を打つのがよいと考えていましたが、役割を知るとで、間違った考えに気づくことができました。

 

【知らなかた読点のルール】

◉日付を表す言葉のまえ

例;今日、渋滞に巻き込まれた。

例;2018年8月1日、入社した。

 

例文が「今日渋滞に巻き込まれた。」では、読みづらいですよね。

日時を表す言葉の前に読点を入れることで、読みやすさがぐっと変わるメリットもあります。

 

◉人・場所・物・動作を詳しくしている言葉が、二つ以上あるときは、それぞれの間にうつ。

 

例;それは、嵐がCMをしている、先月発売された、最新型の掃除機です。

 

「それは嵐がCMをしている先月発売された、最新型の掃除機です。」と、読点を1つにしてみると、「それ」が、何を指しているのかを考えながら、最新型の掃除機を詳しくしている「嵐がCMをしている」、「先月発売された」を読み流してしまいがちですが、間に読点を入れることで、文章が区切れ、しっかり読むことができます。

 

 ◉つまり、すなわちと同義で使用できる

例;テストの点が悪かった、赤点だ。

 

「テストの点が悪かった。つまり赤点だ。」より、伝えたいことを1文で綺麗にまとめることができます。

 

◉かなが続いて読みにくいとき

例;いろはにほへと、ちりぬるを

 

「いろはにほへとちりぬるを」より、読みやすくなります。

 

知らなかったことを知ることで、読点に興味を持ち、文章を書くときは、意識するようになりました。

 

文章には、まだまだ私の知らないルールが存在していると思うと、ただ読み書きしていた文章に対する見方も変わりました。

 

これからも、文章について勉強していきたいです。